令和6年8月17日に、愛知県社会保険労務士会 勤務等部会さま主催の「優良事業所見学会」が開催されました。
弁護士法人名古屋総合法律事務所 金山駅前事務所(当事務所)を見学先とされ、22名の勤務登録の社会保険労務士の方々にご訪問いただきました。
優良事業所見学会の内容
当事務所の特色、業務内容、事務所理念(浅野了一代表弁護士)
当事務所の浅野了一代表弁護士から当事務所の特色、業務内容、事務所理念を下記の内容で紹介いたしました。
- 弁護士・税理士・司法書士・社会保険労務士の4つの士業が在籍し、専門事務スタッフと共にワンストップサービスの実現を図っています。
- 士業と事務スタッフは同じチームのメンバーで基本的には対等という考え方に基づき、敬称を「さん」で統一。各種研修、育児休業制度など働きやすい環境づくりに努めています。
- 「1、誠実である 2、真摯である 3、最善を尽くす」の理念のもと、皆様に満足していただけるように、より良い法的サービスを提供することに全力を注ぎます。
その後、「離婚分野」と「労務分野」について弁護士の講演をお聞きいただきました。
離婚分野(渡邊佳帆弁護士)
「離婚分野」は、渡邊佳帆弁護士が担当し、離婚事件における現況と今後の課題についてデータ資料を示して説明した後、従業員が離婚する際、企業の人事・総務担当者がどう関わることになるかをお話ししました。
離婚を担当する弁護士が、企業に提供してもらいたい情報をテーマにした内容を通じて、参加者の皆さまには違った視点を認識いただけたのではないかと思います。
労務分野(杉浦恵一弁護士)
「労務分野」は、杉浦恵一弁護士が担当し、労使紛争の解決手続きの種類を説明した後、人事・労務担当者が行う対応について、3つのケース(残業代、懲戒手続き、ハラスメント)別にお話ししました。
労使トラブルを未然に防ぐ対策として、雇用契約や就業規則などの問題点を見つける一助としていただけたのではないかと思います。
まとめ
2つのテーマとも講演後に質疑応答の時間を設けましたところ、皆様より活発にご発言をいただきました。
また、参加者皆様からのアンケートでは「今後の実務に役に立てたいと思った」「要点をわかりやすく説明いただけて勉強になった」(アンケートより一部要約)等の声をいただき、嬉しく思っております。
今回の優良事業所見学会を主催いただきました愛知県社会保険労務士会様におかれましては、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
今後も皆様に有益な情報をご提供できるよう努力し、弊所独自開催のセミナーも継続的に実施する予定でおります。ホームページにて適時にご案内いたしますので、ぜひご参加いただければ幸いに存じます。