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VOL.50 2016/06/06 【産休・育休復帰後の女性社員の就業への意識】


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弁護士法人 名古屋総合法律事務所

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vol.50 本号の内容

2016年6月6日
                          
  • 産休・育休復帰後の女性社員の就業への意識
  • 編集後記

■産休・育休復帰後の女性社員の就業への意識

社会保険労務士 岡田恵子

当事務所では、今月末より産休に入る女性社員がおり、ランチタイムに送別会ならぬ壮行会?を開催することになっております。常に幅広い業務をこなし、事務所の中心となって活躍してきた社員ですので、職場復帰してくれることを皆待ち望んでいます。

女性の社会進出が進むなか、かつてのように結婚や出産を機に仕事を辞めるという女性は減少傾向にあり、子供を生んだ後も仕事を続ける女性は増加しています。企業にとって、産休・育休から復帰した女性社員への環境づくりはますます重要になってきます。

そんな中で、企業としては、産休・育休復帰後の女性社員の就業への意識は気になるところです。

エン・ジャパン株式会社が、子育て中の女性を対象に行った「ワーママ(ワーキングマザー)の就業意識」調査(回答者368名)によると、「出産前と比較して、仕事への意欲はどう変化しましたか?」という質問に対して、「上がった(上がった、変わらず高い)」が46%、「変わらない(普通)」が36%となり、「下がった(下がった、変わらず低い)」と答えた割合は18%となったそうです。
仕事への意欲が下がる人もいる一方、全体としては就業意欲を維持している女性が多いことがわかります。

職場復帰後の女性にとって、会社の職場環境は、仕事を続けていけるかいけないか を左右する大きな問題です。調査では「出産前と比較した仕事への意欲 に職場環境で 影響をおよぼしているものを教えてください」(複数回答可)との質問に対する回答 として、意欲が上がった方と下がった方の結果を比較したところ、以下のような結果 となったそうです。

「周囲からの評価」(意欲が下がった方:46%、上がった方:35%)
「職場の人間関係」(意欲が下がった方:42%、上がった方:32%)
「会社からの期待」(意欲が下がった方:35%、上がった方:23%)

「責任のある仕事を任せてもらえない」「勤務時間が短いだけで評価が下がった」など、会社や周囲からの期待が低いことで意欲低下につながっている意見が目立っています。反対に意欲が上がった影響として、「時間の配慮」や「産前と変わらない評価」をしてもらえたこと等の声があがっています。

労使共に負担とならないよう、コミュニケーションをとりながらの柔軟な対応や、今後は従来の働き方の見直しも求められてきそうです。


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編集後記


梅雨の季節がやってきました。
じめじめして過ごしにくい季節です。
体調にはお気をつけてお過ごしください。
さて、先日、日本(特にここ東海地方)を賑わす出来事がありました。

そうです!賢島でのサミットです!!

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

賢島で開催されると決まって、なんとなく頭の隅にはありましたが、普段は気にすることもなく、すごしていました。

ただ、近づくに連れ、やれ経済効果は1000億円だの、世界のブレインが一斉に集まるだの、そういった情報が耳に入ってきましたので、少しずつ興味が湧いてきました。

そして、いよいよ開催!という時。
前日から当日にかけてですが、家の上をヘリコプターが何回も飛んでいるのです!
各国の重鎮は中部セントレア空港まで飛行機でいらっしゃって、その後はヘリ移動と聞いていたので、「どの首脳が乗っているのかな?」と思いをはせながら眺めていました。

(ただ、実際は天気が悪く、当日はみなさん車移動だったそうで、結局あのヘリは何だったの?と今となっては疑問です。)

お隣の三重県ですが、いつも関西に行く際に通り抜けるだけでしたので、もう少しサミット熱がおさまってから、今度観光に出かけたいと思います。

(中野)


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